So-net無料ブログ作成

Hear, and listen to the bells rung at the end, first. [読書日記]

これと、




これ、




読みました。

ペルッツは、読んでどうこうということはないのだけど、抜群の物語性、有象無象のパーツがぴったりはまっていく感じには、心動かされるものがあります。

幻想怪奇な言葉の間で、なんでもないシークエンスが意味を持って再び蘇るとき、ペルッツの巧みな筆運びに唸らずにはいられませんね。

そういえば、聖ペテロでは、ある重要な脇役の男の子の目を、ペルッツはアイリスのようなと書くのですが、
私はこういう表現に弱いので、すっかり心を鷲掴みにされてしまいました。

アイリスは、イリス、ギリシヤ神話の虹の女神の名前でもあり、
アヤメの花のことでもあり、(今、季節ですね)
そしてまた、目の虹彩のことでもあります。
アイリスのような目を想像するのも楽しいし、また、ペルッツの脳はいったいどんな作用を持って彼の目を表現するのにアイリスを導き出したのかな、と想像するところも楽しいのです。


さて、ペルッツはそんな感じで、他に、The lord of the ringsのbook6を読みながら、実は最近邦訳が出てその筋では話題になっている?Captive Prince3部作も読んでいて、今、3巻目の半分手前、というところです。

ギリシア、スパルタ?をイメージした国の王子様が奸計によって敵国の、こちらは文化欄塾したローマ帝国のような国の王子様のところに奴隷として送られるところから物語が始まります。
いわゆる、M/M小説です。
最初はけっこう半信半疑で読み始めましたが、展開が早いので、ついつい続きが気になり、のめり込むようにして読んでしまっています。
王子2人は深い因縁があって、お互いに惹かれつつも手酷く相手を傷つけ、さらに本気で殺し合いそうにもなります。彼らの間に交わされる応酬、傷つけあいながら、次第に満ち、高まってゆく関係性に、けっこうはまります。

ところで、私は物語は、最初に人物や状況を把握したら、ラストを読んで、そしてじっくり途中経過を楽しむタイプ。ハラハラしていては読むことを楽しめないので。

なのでペルッツも、そしてこのトリロジーもラストを確認して読みました。

さらにcaptive princeに関しては、goodreadsというのは海外の読書サイトのようなものなのかな、と思いますが、そこで、他の人の感想を読むのも楽しかったです。
サイトの右のほうに、物語のクォートがばんばん載っているので、それを読むだけでもだいたい予想できてしまいます。それって作家的にどうなのかな、と思いましたがもちろん全部目を通しました。
もし、邦訳のを買って読んで、続きを知りたくてたまらない人は、原書全部読むのはたいへんでも、そういうのを読むと、ちょっとは満たされるのではないでしょうか。
















コメント(0) 
メッセージを送る