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Full Fathom Five [読書日記]


カタカナ英語の響きは良いんだけど、英語の発音だと難しそう。
ふるふぁぞむふぁいぶ。
ちょっと発音してみて、fとlとthとv



fathomは前に読んだCarsonの The Pen Friend で印象的だったので覚えた単語です。

海の深さを測る単位である、「尋(ひろ)」、それから動詞として「推し量る、見抜く」


And I saw a glint in your eye I found difficult to fathom.

そしてぼくは君の目の中に、難解な光を見た。

突然姿を消してしまった謎めいた恋人からの不思議な手紙を巡り、過去を思い出す主人公、
の、お話。



ふるふぁぞむふぁいぶについて言えば、これはシェイクスピアのテンペスト、「嵐」の中に出てくる詩のことば。
父なる王は五尋の水底に横たわり、その骨は珊瑚、その目は真珠となりぬ。
私もこの詩が好きで、出だしだけ覚えています。

wikiで調べると、こうあります。

"Full fathom five" is a catchphrase deriving from a verse passage, beginning with those words, in Shakespeare's The Tempest. Its original context, during a storm and shipwreck.

「ふるふぁぞむふぁいぶ」はこれらの言葉から始まるシェイクスピアの「あらし」の中の詩に由来するキャッチフレーズです。


Full fathom five thy father lies;
Of his bones are coral made;
Those are pearls that were his eyes:
Nothing of him that doth fade
But doth suffer a sea-change
Into something rich and strange.
Sea-nymphs hourly ring his knell
Hark! Now I hear them – Ding-dong, bell.

— William Shakespeare, The Tempest, Act I, Sc. II


This three-word phrase has been repeatedly used in English-language culture, alone or in the context of larger parts or the whole of the passage, or referred to via abridgements of it, over the four centuries since its composition.


400年来、英語圏で繰り返し使用されて来たというのはやはり、語呂が良いからでしょうか?
しかし、キャッチフレーズって。。。どんな?



さて、Full Fathom Five は、Exchange Place の章のタイトルでもあります。


What can the little seahorse know of fantastic ecosystem? We cannot know. But we can say that its experience is a microcosm of the ongoing, thousands of years old saga that is the life of coral reef, and which, like the human brain, we have yet to fully fathom.



海馬は記憶や空間学習能力に関わる器官である。その名はラテン語で hippocampus、形態が英語でいうseahorse、タツノオトシゴに似ているから。

キルフェの失踪した友人、画家のHarlandが残した日記にはこう書かれている;

「時々、僕は人間の意識を海底都市のように捉えてみる。骸骨が積み重なって出来た建物、生命に満ちたネクロポリス。
小さなタツノオトシゴが不思議な生態系の何を知ることができるだろう?我々にはわからない。しかしそれらの経験は、いまも進行中の、何千年にも及ぶ物語の縮図であるといえるだろう。珊瑚の寿命のような、また、人間の脳のように、我々がまだ完全に理解していない物語の。








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